【錦糸町/うどん】
司法試験時代の受験生仲間と錦糸町にて定期飲み。地の利が全くないので食べログを参考にうどん居酒屋をチョイス。
何でも小麦粉を石臼で挽いて作ったうどんを食べさせてくれる居酒屋で、江戸時代にはうどんはこのように作られていたらしい。
錦糸町の北口を進み、一本裏手の通りに入ってビルの地下を降りていく。店内はそれ程広くはないので直ぐに一杯になってしまう。
まずは造りの盛り合わせ。意外といいものを仕入れている。
平打ちうどんの刺身は山葵醤油で。
鴨焼きは山椒をまぶして頂く。
鯛のカマ焼き。
一品料理はどれも美味しく、日本酒が進むメニューばかり。
日本酒が半合で頼めるのもうれしい。試しに口開けのボトルがないか聞いてみたけれど、残念ながらこの日はなかった。
暑い日が続いているので生生を飲みたかったけれど、あいにく愛知の長珍という蔵の純米阿波山田錦65無濾過生詰のみ。
後で調べてみると雄町の生も作っているらしく、一度飲んでみたい。
そしてメインのうどん。見た目は太い蕎麦のよう。
『江戸時代を代表する麺類といえば「蕎麦」。ということらしく、こだわりが感じられる。
ただ、江戸の町に蕎麦屋が増えてきたのは江戸時代が始まって150年以上経ってからと言われています。
それまでは「けんどん屋」と呼ばれるうどんを出すお店が主流でした。
室町時代から脈々と受け継がれてきたうどんの歴史は、800年以上経った現在でも私たちの食卓を彩っています。』
酒盗クリームチーズで一休み。
もう一度うどんが食べたくなって鴨せいろを。
近くにあったら間違いなく通ってしまう、癖になる味わいのうどんだった。
世の中には昔からあるのにまだまだ知らない食べ物が存在する。
食べログ:
石臼挽きうどん しゅはり (うどん / 錦糸町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
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